- 2008-11-20 (木) 11:42
- 読了

「脳番地を鍛える」。著者の加藤さんは医学博士であり、MRI脳画像診断の第一人者…ということで、まさに専門家の方が書いた一冊。とはいえ、堅苦しい文体ではなく、新書なので一気に読めてしまう内容です。
「脳番地」という考え方に着目した脳トレ。右脳・左脳のようなちょっと怪しい(?)用語を使うのとは一味違ってます
※なおこの本は、SNS「サラリーマン勉強島」で行われたビジネス選書読書会で紹介してきた書籍です。これともう一冊、「暴走する脳科学」って本も読んで来ましたが…まずはこの本から。。
脳番地って?
タイトルにもなっている脳番地。これは脳の「部位」と「機能」を合わせて表現したもの。「後頭部の辺りで視覚情報を処理してる」とか、そんな感じのもの。ザックリと分けると120の脳番地が定義され、人によって成熟している部分と未成熟な部分があるため、そこをうまく鍛えていくことが必要…というわけです。
…言い換えれば、誰もが同じように同じ場所を鍛えたとしても、効果のある人とない人もいるし、どう役立つかも大きく変わってくる…ということも言えます。
なお、右脳左脳…という妙なものを使ってるのではなく、あくまで脳科学的に「右脳は左半身、左脳は右半身をコントロールする」というスタンスで書かれてます。
脳を鍛えるポイント
脳番地に着目した場合のポイントは、複数の脳番地の活動が同時に行われるように脳を使うこと。脳細胞の働きから考えても、同時に活動する機会が増えると結びつきも強くなってきます。新しいつながりができれば、そこからまた新しい細胞同士・脳番地同士の結びつきが強くなって…と、よいフィードバックが得られるわけです。
「スパークする思考」を紹介したときにフォルダ同士の結びつきの話を出しましたが、あれが脳の中でも細胞同士・脳番地同士で起きている…と考えれば分かりやすいかと思います。
複数の脳の機能を同時に使う、って話は苫米地さんが共感覚の話を用いたり、トニーブザンが全能思考を提唱したりしてるのと近いですね。
鍛え方いろいろ
本書の最後に、色々な脳トレーニングの例が載っています。どんな感じで脳番地が働いて行くか、みたいなことも書かれているので、そこだけでも最初に読んでみるといいかも。
面白かったのは一番最後に載っている事例が「人を好きになる」というものだったこと。「人を好きになる=普段の仕事や勉強では使わない脳を使う=脳番地とネットワークの強化になる」ということです。
端的に言っちゃえば
が脳を鍛えるカギ、ってことですね
同じく加藤さんの本でこんなのも出版されています。まだこちらは見てませんが、タイトルから見るにおそらく同系統の内容かと。
編集後記
急に寒くなりましたねぇ・・・。風邪には気を付けましょう((((´・ω・`)))
ブログのtwitterへの更新通知、プラグインだとうまくカテゴリ情報を拾えてないときがあったので…実験的にtwitter feed使うことにしました〜。
Tags: 加藤俊徳, 脳, 脳番地, 脳番地を鍛える関連する記事
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