- 2008-10-21 (火) 8:34
- 読了

小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』。速読に人気が集まっている現状をザックリと切って、「読む速さは目的に応じて異なる」ということを全面に押し出している1冊です。
この「速さをその時の対象によって変えて読む」ことは寺田さんのフォーカス・リーディングなどでも触れられています。その辺りと絡めて読むと効果的。
※まあ、フォトリーディングでも(売ってる本を読んだ限りでは)「速度を変えつつ読む」作業とか入ってるんですけどね。パラパラめくって…というところが印象強すぎるんでしょうか
マインドマップ
5段階の読書
小宮さんの提唱している読書法は、以下の5つ。
- 速読
- 通読レベル1
- 通読レベル2
- 熟読
- 重読
データだけ集めたい、などのポイントを絞った読書から、座右の書にしたいような本の読み方まで、その目的に応じて5段階に分類しています。先ほど例に出した「フォーカス・リーディング」の内容と引っかけて言うと、寺田さんの言う「月に1冊はその内容を丸ごと覚えてしまうような本と出会う方がいい」という本の読み方が小宮さん流に言えば「重読」に関わってくる感じです。
とにかく、本書の一番のポイントは、
という事に集約されるかと思います。
読み方は全脳思考…?
本書を読んでいて興味深かったのが、読み方のポイント。イマジネーションを使ったり、関連づけしたり…という事が紹介されています。実は、これってマインドマップでも言えることそのもの。要するに文字を文字としてのみ処理するのではなく、使える要素は何でも利用して自分のものにしていこう、ってスタンスなんでしょうね。
苫米地さんの言ってる「共感覚」を利用しようという事なんかにも結びついてきそうです。
色んな所に応用してみる
さて、この「目的に応じた速度」。読「書」に限らず、いろんなところに応用はできます。例えばWebの記事読んだりするときとか。
ブログやニュース記事をRSSで読んでいたりすると無意識にやってる事ではありますが、「記事のタイトルだけ見て、面白そうな記事・興味深いものを探す」なんてのは速読的な読み方。参考されているリンクなどをたどりながら、しっかり読もうとするのは熟読的な読み方…などなど。
「最新情報を得るのには本よりWebの方が早いから」とか、読書をする機会が少ない場合でも、うまく応用すれば使い道は色々あります。読みとるとき(インプットの時)だけでなく、誰かに教えるとき(アウトプットの時)も、「今日はどのレベルで教える必要があるか」なんて考えながら伝えていくと、余計なところに話が飛んだりしないで済むでしょうしね
こうやって応用事例を考えたりすることが、自然と読書の深さを深くしてくれる(通読レベル2以上)ので、面倒に思わずに色々とアイデアを膨らませてみたいところです。吸収だけしても使いこなせなかったら宝の持ち腐れ、です。
編集後記
久しぶりに図書館に籠もる生活中。結構はかどる。
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