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「世界をこうする」アルファギークの考え方(小飼騨のアルファギークに逢ってきた)

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小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

404 Blog Not Found の Dan Kogai氏の著作。Ruby on Rails、はてな、twitterなどなど…Web世界を引っ張っていくリーダーたちとのインタビューをまとめた1冊です。巻末にはきたみりゅうじ氏との対談(騨さん「が」インタビューするのではなく、騨さん「に」インタビューする、というもの)も載っています。

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アルファギークって?

本書の裏表紙より。

「アルファ」は、動物行動学ではリーダーとなる個体のこと。
「ギーク」は、ひたすら「好き」を貫いて信じる道を往き、世界を少しずつ、しかし確実によい方向に変えていくエンジニアのこと。

ここでは「エンジニア」に特化して書かれていますが、それに限らず、研究者、会社員、どんな職種でもこのような存在になりたいものですよね。

インタビューから思うこと

さて…技術面の情報を仕入れる読み方もありますが、これだけ「生の声」が集まっている本なので、梅田さんの「ウェブ時代 5つの定理」のように「金言探し」をしてみるのも効果的と思います。…ということで今回はそういう読み方を。

僕自身は優れた建築というのは、設計だけでは絶対にできないと思っています。実際にモノを作ってみてはじめて善し悪しがわかります。設計士よりも、大工でいたいのです。(David Heinemeier Hansson)

つい、設計だけで終わらせてしまいがちですが…それでは不十分。机上の空論になっている事もあるし、実際に作ってみてこそ。

どれだけ優れたソフトウェアでも、文化を持たないものは普及しません。(Larry Wall)

「文化」的な部分に着目。文化に限らず、「何のために」作ったか…とか、目的・志のような部分が欠けてしまっていたら、大きく広がる事は困難になります。せいぜい一時的なブーム止まり…でしょう。

私にとって、テクノロジーというのはアイディアを実装する手段で、その過程で技術を学んだのだけれども、その過程でものごとの構造もよく見えるようになって、何が可能で、何が簡単で何が難しいのか、実際にやる価値があるのは何なのかを見抜けるようになった。(Evan Williams)

テクノロジーと技術、アイデアの関係。「設計士よりも大工で…」という言葉に通じるものもありますね。設計と製造、アイデアと技術、どちらも車の両輪。片方が欠けてしまっては、どんなにいい物でも意味が無くなってしまう…そんな印象を受けます。

コンピューター言語を考え出すというのは、まったく独特の才能で、それは私の才能ではありませんでした。

できないものを「才能ではない」と言い切る事ができる力。自分の長所、短所をしっかりわきまえておく必要がある…ということですね。オール5よりも「とんがり」を。

他にもありましたが、とりあえずこんな感じで。

読み方次第で色々楽しめる本です :mrgreen:

小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

  • 小飼 弾
  • ASIN: 477413452X
  • [単行本(ソフトカバー)]
  • 価格: ¥ 1,554
  • 技術評論社
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編集後記

教科書的な本をどう紹介するか…。ちょっと考え中。

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  • コメントありがとうございます!

    ≫ 浅沼さん

    > 小飼さんの書評には、激しくこき下ろしている書評があるかと思うと、
    > やけに絶賛している書評もあります。

    自分の感じたところを、そのまま素直にOutputされてる感じですよね。敵を作ってしまう可能性もありますが、僕はあんなタイプの方が好きです :smile:

    ≫ LuckyUSさん

    とんがりつつ、うまく協力しつつ…ついついとんがりだけ重視しようとすることもあるので、注意してます…^^;
  • 淺田さん、こんにちは。

    出来ないものは、出来ないと言いきるのは勇気がいりますね。
    さらに、出来ない部分は、うまく人の協力を仰げるようになりたいものです。
    甘え上手はその辺が絶妙なんですよね。ただとんがってるだけじゃないところも併せ持てば最強かと。
  • ど〜も〜。浅沼でーす。

    福島さんのパーティで、はじめて小飼さんにお会いしましたが、
    なんだか不思議な方でしたね〜。

    小飼さんの書評には、激しくこき下ろしている書評があるかと思うと、
    やけに絶賛している書評もあります。

    尊大なようで謙虚なようで。
    たぶん、両方なんでしょう。


    この本の中では、サービス精神旺盛なホストとして振る舞っていますね。
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