- 2008-05-07 (水) 12:29
- 読了

ブログ移転お知らせ
※ブログ移転しました。 新ブログはhttp://yasada.bizとなります。 なお、このブログの記事に関しては移動を行わない予定です。
404 Blog Not Found の Dan Kogai氏の著作。Ruby on Rails、はてな、twitterなどなど…Web世界を引っ張っていくリーダーたちとのインタビューをまとめた1冊です。巻末にはきたみりゅうじ氏との対談(騨さん「が」インタビューするのではなく、騨さん「に」インタビューする、というもの)も載っています。
アルファギークって?
本書の裏表紙より。
「アルファ」は、動物行動学ではリーダーとなる個体のこと。
「ギーク」は、ひたすら「好き」を貫いて信じる道を往き、世界を少しずつ、しかし確実によい方向に変えていくエンジニアのこと。
ここでは「エンジニア」に特化して書かれていますが、それに限らず、研究者、会社員、どんな職種でもこのような存在になりたいものですよね。
インタビューから思うこと
さて…技術面の情報を仕入れる読み方もありますが、これだけ「生の声」が集まっている本なので、梅田さんの「ウェブ時代 5つの定理」のように「金言探し」をしてみるのも効果的と思います。…ということで今回はそういう読み方を。
僕自身は優れた建築というのは、設計だけでは絶対にできないと思っています。実際にモノを作ってみてはじめて善し悪しがわかります。設計士よりも、大工でいたいのです。(David Heinemeier Hansson)
つい、設計だけで終わらせてしまいがちですが…それでは不十分。机上の空論になっている事もあるし、実際に作ってみてこそ。
どれだけ優れたソフトウェアでも、文化を持たないものは普及しません。(Larry Wall)
「文化」的な部分に着目。文化に限らず、「何のために」作ったか…とか、目的・志のような部分が欠けてしまっていたら、大きく広がる事は困難になります。せいぜい一時的なブーム止まり…でしょう。
私にとって、テクノロジーというのはアイディアを実装する手段で、その過程で技術を学んだのだけれども、その過程でものごとの構造もよく見えるようになって、何が可能で、何が簡単で何が難しいのか、実際にやる価値があるのは何なのかを見抜けるようになった。(Evan Williams)
テクノロジーと技術、アイデアの関係。「設計士よりも大工で…」という言葉に通じるものもありますね。設計と製造、アイデアと技術、どちらも車の両輪。片方が欠けてしまっては、どんなにいい物でも意味が無くなってしまう…そんな印象を受けます。
コンピューター言語を考え出すというのは、まったく独特の才能で、それは私の才能ではありませんでした。
できないものを「才能ではない」と言い切る事ができる力。自分の長所、短所をしっかりわきまえておく必要がある…ということですね。オール5よりも「とんがり」を。
他にもありましたが、とりあえずこんな感じで。
読み方次第で色々楽しめる本です
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編集後記
教科書的な本をどう紹介するか…。ちょっと考え中。
Tags: アルファギーク, 小飼騨, 小飼騨のアルファギークに逢ってきた関連する記事
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