失敗は「ある」もの(「失敗をゼロにする」のウソ)あとで読む 

add to hatena hatena.comment (0) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 0

ヒューマンエラー関連。この本では、「失敗=悪だから、失敗を無くそう」という事にフォーカスをあてるのではなく、「その原因を理解、分析し、次の被害を防ぐ」という事に着目する事を語っています。どちらも似たように感じるかもしれませんが、ミスを排除しようとするか、ミスから学ぼうとするか…その姿勢の違い、という物が感じられますね。

分析し 体験通して よく理解

読書マインドマップ:「失敗をゼロにする」のウソ

体験談をベースに学ぶ

同じミス・事故を避けていくために、過去の事例を学ぶ事は良くあります。インシデントレポートを提出したりすることも、その原因を解明し、同様の事が起きないようにするためです。

ここで問題となるのは、その事例やレポートに書かれた内容が、どれだけ具体性を持っているかということ。

本書に載っていた事例として、一つ紹介します。

  • ぼんやりしていたので、つまずいて転んでしまった
  • 女性に見とれていたので、つまずいて転んでしまった

どちらも文章量としてはほとんど同じです。ですが、それぞれの事例を思い浮かべようとしたとき、前者は「ぼんやり」というのが広すぎるため、その意識を共有することができません。一方、後者はそれなりに理解できるし、印象にも残りやすい。後から思い出す事も比較的容易な内容です。

もちろん、伝えたいことは「不注意してると転ぶから気を付けようね」という事ですが、この「不注意」をどうやって伝えていくかがキモになるわけですね。

ゲームや小説などの形を用いた疑似体験の事例学習も、このような想起しやすさが一番のポイントにつながってくる…と。

そんなバカらしい原因、書けないよ」と思うのは当然ですが、逆にそういう印象に残りやすい原因が書かれていないと、事例そのものが記憶から薄れてしまいがちです。詳しく書きすぎて職務怠慢を罰せられたり、後から冷たい目で見られたり…。こんな環境を改善していく事も、事故報告では重要な所ですね。

「失敗をゼロにする」のウソ
「失敗をゼロにする」のウソ

  • 飯野 謙次
  • ASIN: 479733360X
  • [新書]
  • 価格: ¥ 735
  • ソフトバンククリエイティブ
Amazon.co.jp で詳細を見る

編集後記

お世話になっている伊藤賢さんのmindmap.jpに、リンクが張られました〜。さっそく流れ込んできている模様 :smile:

リンク集にある、「マインドマップ1年生 plus フォトリーディング!」さんのマップはきれいすぎ :shock: 見習いたいです :cool:

Tags: , ,

関連する記事

Trackback URL

Comment & Trackback

淺田さんこんにちは。リスクを排除しようとする活動で、現場レベルではよく正論だからという理由で却下されるケースがよくあります。正論を現実におとしこむことでかなりのリスクへッジが可能なので、政治力に屈しないで実現する努力を続けたいものです。

[このコメントに返信(携帯は未対応です…)]

こんにちは!

私の友人で、
女性に見とれて、交差点のコンビニに、車で突っ込んだという人がいました。
どんなに、美人だったのか?

[このコメントに返信(携帯は未対応です…)]

淺田さん、こんにちは。

問題より原因にフォーカスするのは良いですよね。
何かで見たのですが、問題にフォーカスしすぎることで
問題を現実に拡大してしまうということがあるそうです。
これも「思考は現実化する」の一例か?と思った次第です。

さをんさんのマインドマップは可愛いので私も好きです :razz:

[このコメントに返信(携帯は未対応です…)]

コメントありがとうございます!

≫ hikaruさん

現場と上層部、意見の食い違いはよくありますよね…。たまには上層部の人に現場作業やってもらうとか、その逆やってもらったりとか…そんなことできたら、いい学びになりそうなんですが。 :cool:

≫ ニタさん

それは…すごすぎです :shock:
美人に対してトラウマできちゃいそうですよね、それorz

≫ LuckyUSさん

なるほど、そういう一面もあるんですね。事故を起こさないように、起こさないように…って思うから、逆に起こしてしまう…っていう心理ですかね〜。

[このコメントに返信(携帯は未対応です…)]

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">